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GW突入前なら空いてるだろう というライトなノリで出発。

初日芦ノ湖でルアー、二日目は忍野川でフライという
豪華二本立てでやってみた。


で、まず痛感したのは、荷物が多すぎ。
準備も大変だし、運ぶのも大変。

そして何しろ、釣りのノリの変化に対応するのも大変。
フライは去年始めたばかり。 
まずキャスティングを思い出さねばならんのに、
前日湖でルアーをバンバン投げてたから、もうね感覚がね。

いやぁ、あまりチャレンジするものではないですな。


ただ二日とも天気は良好、程よく空いてるし環境は良かった。
雲一つない。
あんなに綺麗な富士山見たのは初めてだ。
パッキパキに見える。 素晴らしい美しさだ。
季節的に、また草木も生い茂る前。
竿を振るにはもってこいだ。


俺の釣行 芦ノ湖・忍野 201804_c0031550_12350394.jpg



が、いかんせん魚がいねえ。 
馬鹿みてえに、いねえ。

アレだな、この時期はきっと東日本にはマスやヤマメはいねえんだな。
気候も良いし、西のほうに出掛けてんだな。
旅に出るには良い季節だしな。



# by jimi-hei | 2018-04-26 22:31 | 「 俺 趣味 」

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書_c0031550_15223609.jpg

監督/スティーブン・スピルバーグ
製作/エイミー・パスカル、スティーブン・スピルバーグ、クリスティ・マコスコ・クリーガー
製作総指揮/ティム・ホワイト
cast/メリル・ストリープ、トム・ハンクス、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク



実話映画を2時間弱、少しも飽きさせることなく見せるクオリティ。
流石だわ。
ほぼ会話劇なのに、スリルすら感じた。面白かった。

これは役者の力もあるだろうが、やはり監督の力が大きいんだろうな。
巨匠71歳、衰え知らずだな。

クリント・イーストウッド87歳、リドリー・スコット80歳、ジョージ・ミラー73歳、ジョージルーカス73歳、
ちなみに宮崎駿77歳、富野由悠季76歳、ぱくさん82歳没。

みなさん現役バリバリです。
最近の老人は凄いよな。



個人的に失敗したのは、もう少し勉強してから観に行きゃ良かった。
実話だでね。

脳内で人物関係を追っかけるのに大変手間取りました。

本当勉強しきゃ良かった。そうしたら7倍楽しめた。


反省。


# by jimi-hei | 2018-04-25 23:40 | 「 俺 映画 」

餓鬼

北朝鮮の「非核化宣言」。

嘘か真かは置いておいて、実行するしないは置いておいてよ、
とりあえずその「宣言」自体は評価すべきことだろうよ。
「信じるな!」 「騙されるな!」ってよ、
そんなに必死になって批判することではないだろうよ。

敵がいなくなると困る輩ってのは何時でも何処でもいるんだろうが、
そんなもん、この時代速攻バレバレなわけで、いつまでやってんだって話。

と言うか、何処かの国みたいにバカを強引に押し通す力があればともかく、
そもそも、力技を使える程パワーを持ててないわけで。
持ってたら、こんな恥ずかしい国政になってねえよな。



本当勘弁してくださいよ。 



色々な意味で古い。 そして幼い。 拙い。
そんなんがゴロゴロしてるのが今の政界。 見ていて恥ずかしいレヴェル。
恥ずかしいから出来るだけ見ないようにしてるんだが、
そうは言っても、こちとら生きてるから視界に入ってくる。

もうツライ。


あの麻生の帽子とかツラい。 


そういや、進次郎が勉強会開いたらしいが、
その中心メンバーは全員世襲だってよ。




このクニ オモシロイか?

# by jimi-hei | 2018-04-22 23:50 | 「 その他 」

あなた、その川を渡らないで_c0031550_17415615.jpg

監督/チン・モヨン 撮影/チン・モヨン


98歳の夫と89歳の妻、韓国の田舎で夫が亡くなるまでのドキュメンタリー。

まあ、アレだ。

老若男女、一度は観たほうが良い。
そして観るなら一人のほうが良い。
前知識なんか無いほうが良い。
演出過多とか気にしないで観たほうが良い。



そして俺は、これ以上余計な事を言わない方が良い。


# by jimi-hei | 2018-04-08 23:40 | 「 俺 映画 」

スカイ・クロラ


スカイ・クロラ_c0031550_19443948.png
監督 押井守
脚本 伊藤ちひろ
出演者
菊池凛子 加瀬亮 谷原章介 山口愛 平川大輔 竹若拓磨 麦人 大塚芳忠 
安藤麻吹 兵藤まこ ひし美ゆり子 竹中直人 榊原良子 栗山千明



切通 理作が、改めて「甲殻」→「イノセンス」→「スカイ・クロラ」と
連続で観ると大分印象が変わって良かった。
と言っていたから、面倒だけど自分も試してみました。
凄え面倒クサかった。 偉いよオレ。 良くやったよ。


で、結果。
なるほど、確かになぁ。 以前の3倍くらいは楽しめた。 かもしれない。
元の評価が低すぎだったせいもあるが。

連続で観ると3作品がかなり繋がって見えるんだね。
そして、どんどん押井色が強くなっていくのが分かりやすいて面白い。
「人の気配」がどんどん希薄になっていく。
最後は真っ白になっちゃうんじゃないかね。

そもそも押井作品は、監督本人が言っているようにキャラより話より世界観重視。
その世界観が類似しているから、見た目が違っても舞台が違っても設定が違っても、
なんだか同列の作品に見えます。 これが所謂「押井節」なんだろうな。
押井好きな人が、皆猛烈に好きな理由がコレだ。


ブルボン王朝を破滅させ ナポレオンの資金源となり、
1927年には世界恐慌の引き金ともなった. 歴史の裏舞台
ブラックホールの主役、「押井節」。



はい。例えば、押井テーマである人間と機械(人造人間・サイボーグ・クローン・人形)の違い、
魂の居場所は何処だ ってヤツ。 
この3作品の骨格はコレ。(俺判断)
まあ、最近のリドリー・スコット作品しかり、SF作品ではよくあるテーマなんだけど、
そこに無機質と無感情を強めに足すと「押井節」になる。

そして、もう一つはもちろん戦争とメカね。 
もうあのオジさん戦争大好きね。
でも本人は、もろ学生運動世代だから本当の戦争を経験していない。
そのコンプレックスを知識で埋める、もろスノッブ・レフトな世代なわけだ。
だで、頭でっかちでウンチクが多く、どこか現実感の無い、冷たい殺し合い描写が多い。
そういうのが、作品に出てる。
ここが、根本的に宮崎駿や富野さんと違うところなんだろうけど、

押井好きは、そこが良いんだろうなぁ…。

カタルシスとか要らないんです。って感じなんだろうな。
「漢の戦い」なんて野暮なんでしょうなぁ。
そういや松本零士は押井のこと、どう思っているんでしょうかね?
どちらも機械の体が出て来ますけど。
2人の接点ってあるかしらね? 今度調べてみますかね。


と言うわけで、3作続けて観ると分かるのは、
押井監督は人やキャラに興味が無い。どころか、お話にもそれほど興味が無い。
作品を造るごとにどんどん強調されて、今作「スカイ・クロラ」は、それが非常に顕著。
3作の中で一番地味で、物語の起伏の無い作品。
だって、登場人物が全員無表情でほぼ無感情なんだぜ?
盛り上がるわけが無いんですよ。 っていうか盛り上げようとしてないんですよ。

だで、普通の人からすると退屈でつまらない作品なわけであります。


それでも、何故か作品として存在感はある。
好き嫌いは置いておいて、何故か映画として成り立ってる。
その理由は、押井節で出来上がった「押井世界」だから。

それって、実は凄いことだよなぁ。


あえて大雑把に言いますが、
どんなジャンルでも、もの造りってのは
何も無い0から1を造りあげる「天才タイプ」の人と、
元となる1を100にする「秀才タイプ」の人がいるわけでして。

押井監督は、間違い無く後者なんですが、
それは、どちらが偉いとかそういう問題ではないわけでして。 ええ。


昔、大瀧詠一がある人から自分の造った曲に対して
「あの曲は3つの曲をパクってますよね」って言われて、
「いや、その他にあと2曲パクって造ってるけど君は3曲しか気付かなかったんだね」
と言い返したという逸話がありますが、その大瀧本人が
「最終的には+αのインスピレーションがないと曲が完成しない」と言っているんですね。


これは凄く同感で、押井監督はその+αに非常に長けた希有な監督なんだと思う。
ちょっとやそっとの+αじゃないわけなんですね。


うる星やつら2「ビューティフル・ドリーマー」から変わらない、あの世界観。
作品を造る度にどんどん濃くなっているが、ブレないあの感じ。
兵器と少女と犬にしか官能をくすぐられないという、あの変態さ。



好き嫌いは置いておいて、やはり大したもんだと思った次第であります。





















# by jimi-hei | 2018-04-04 22:39 | 「 俺 アニメ 」